敬愛塾での楽しかった中学受験

私は中学受験のためこの敬愛塾に小学校三年生の三学期から通い始めました。最初は行くたびに緊張していました。でも、そんな私を、塾長や塾のみんなが笑わせてくれたり、やさしくしてくれたりしたので、いつの間にか敬愛塾に勉強しに行くことが私の楽しみになっていました。

私はもともと、聖霊中学校に行きたくて塾に入ったのですが、塾長は他の私立中学校などもたくさん紹介してくれました。最初は全然成績が伸びなくて落ち込んでいるときに、一緒に勉強している子が勉強方法を教えてくれ、わからないところもたくさん教えてくれました。わたしは塾の仲間がいたからここまでやってくることができました。本当に塾のみんなに感謝しています。

でも、一番感謝しているのは塾長や先生方です。塾長には勉強以外のことも、たくさん私
に教えてくれました。鉛筆の持ち方、食事中のマナー、正しい姿勢がなぜ大切か、世の中の厳しさ、勉強の大切さ、仲間の大切さ、家族の大切さ、両親からの愛情・・・など数えきれないほどたくさんあります。だから塾長には感謝しきれないほどたくさんのお礼が言いたいです。

ほかの先生たちも、理科の授業、社会の授業、国語の授業、算数の授業、わからないところを一緒に考えてくれたり、教えたりしてくれました。ほかにも、自分の悩みも聞いてくれました。だからほかの先生にも塾長と同じように、たくさんのお礼が言いたいです。

つらかったこともたくさんありました。でも最初は全然自信がなかったのに、みんなのおかげで私もいつの間にか自信がついていました。

一番大変＆楽しかったのは、夏期講習でした。朝から夜までびっしりありました。12時間ずっと敬愛塾にいると、こっちが家かなと思うこともありました。特に夏期講習で楽しかったのは『読解講座』でした。『読解講座』の時の塾長は、まるでステージの上でスポットライトが当たっているように見えました。優秀者には景品なども準備してくれて「頑張るぞ！！」という気になりました。

私は『読解講座』で塾長がよく言っていた言葉が、大好きです。
「言葉はチカラ！！読解力は武器になる！！！」という言葉です。

私はこの言葉を信じています。そして『読解講座』を受けていくと、最初はダメダメだったのが、だんだん成績が上がり毎回景品がもらえるようになりました。
また頑張ったご褒美にお菓子やジュースでエネルギーをくれました。とっても楽しい夏期講習でした。六年生の九月からは少しピリピリ、緊張し始めました。

敬愛塾で一番怖かったのは面談でした。みんな塾での面談といえば、良いことを言われると考える人はとても多いと思いますが、私の塾は違います。良いところをほめてくれることもたくさんありましたが、たっぷり怒られたこともありました。私は最初とても怖かったです。でも、それは後からわかりました。私のためなんだと、そう気づきました。面談のあとに、反省して、いけないところを直していくと・・・何と、成績がさらに上がっていきました。だから第一志望の椙山女学園中学校に合格できたんだ、と思いました。

三年生の三学期から六年生まで、とても長いと思う人は多いと思います。でも私は違います。私はこの三年間が一年間のように感じました。そして、一日一日、一分、一秒がとても大切なんだと感じました。またその大切さを、塾で教えられました。なんだかんだあって、この時間がとても楽しかったです。

泣いた時、笑った時、怒られた時、いろいろな思い出がこの塾でできました。でも受験が終わると少し寂しくなったりしました。やっぱり、私はこの塾が大好きです。そして、私には看護師になるという夢があります。だから塾長に教えられた様々なことを思い出して、夢へ突き進んでいきたいと思います。本当に、ありがとうございました！！！